社員の声から始まったLINE版テスト

Asiacom Groupでは2024年から、WhatsAppを利用して海外拠点と東京HQをつなぐ「Asiacom Portal」の運用を進めてきました。

その中で、実際にシステムを利用する社員から、「WhatsAppよりLINEの方が使い慣れている」「普段からLINEを使っているので操作しやすい」「できればLINEから業務システムを使いたい」といった声が上がるようになりました。

こうした現場の意見を受け、WhatsAppだけに限定せず、LINEを入口として東京HQの業務システムへアクセスできる環境のテストを開始します。

使い慣れたアプリを業務の入口に

Asiacom Groupの社員の多くは、日常生活や海外との連絡などでLINEを利用しています。

新しい業務専用アプリの操作方法を一から覚えるのではなく、普段から使い慣れているアプリを業務システムへの入口として利用できれば、現場での負担を小さくできる可能性があります。

今回のテストでは、WhatsAppまたはLINEからAsiacom Portalへアクセスし、現場から東京HQへの情報送信や業務連絡が安定して行えるかを確認します。

WhatsAppとLINEの両方をテスト

今回の取り組みは、WhatsAppからLINEへ全面的に切り替えることを目的としたものではありません。

これまで利用してきたWhatsAppの安定性を維持しながら、LINEについても実際の業務環境で使用できるかを検証します。

将来的には、社員や拠点の通信環境に応じて、WhatsAppとLINEのどちらからでもAsiacom Portalを利用できる環境を目指します。

海外拠点で約6か月間の実地テスト

今後の重要な確認項目は、Asiacom Groupの各事業拠点でLINEを安定して利用できるかという点です。

特にフィリピン、インドネシアなどの現場では、地域や通信環境によってスマートフォンの接続状況が異なります。

そのため、実際の業務環境で約6か月間のテストを行い、拠点ごとに次の項目を確認します。

  • LINEを入口としてAsiacom Portalへ正常にアクセスできるか
  • 現場から東京HQへ情報を正しく送信できるか
  • 東京HQから現地社員へ情報を返せるか
  • 写真や業務情報を安定して送信できるか
  • WhatsAppと比較して操作性や安定性に問題がないか

LINE WORKSとの連携状況も確認

東京HQ側では、LINE WORKSを利用した業務システムとの連携についても確認を進めます。

単にメッセージを送受信できるかだけではなく、東京HQの社内システムとの接続、情報の受信、確認、管理までを含め、実際の業務フローの中で検証していきます。

テスト期間:約6か月
主な検証地域:フィリピン、インドネシアを含む海外事業拠点
検証対象:WhatsApp / LINE / LINE WORKS / 東京HQシステムとの接続

現場で使いながら運用方法を決める

Asiacom Groupでは、新しい仕組みを最初から全面導入するのではなく、まず実際の現場で小さく使い、問題点を確認してから運用方法を決める方針です。

LINE版Asiacom Portalについても約6か月間のテストを行い、WhatsAppと同程度の安定した動作が確認できた場合には、WhatsAppとLINEの2つのアプリを並行して運用することを検討します。

社員が使いやすいこと。海外の現場から東京HQへ確実に情報を届けられること。そして、特定のアプリだけに依存しないこと。

Asiacom Groupは、実際に働く社員の声を取り入れながら、海外の現場と東京HQをつなぐ業務環境を一つずつ改善していきます。

以上