TAIWANEXPERIENCEHUMAN REVIEW

FROM THE FIELD #03

AIの作成した書類だけでは、仕事にならない。

Asiacomのお取引先には、繁體中文や英語を使う商業圏のお客様が多くいます。東京HQでAIが下書きを作り、台湾オフィスの社員が長年の経験と商文化の理解を加えて、相手に伝わる文書へ仕上げます。

THE STORY

「AIが作り出す書類」だけでは、
仕事にならない。

東京HQには、各拠点や取引先から多くの情報が集まります。AIを使えば、その情報を繁體中文や英語や現地語へ翻訳、デザインをして文書の下書きを短時間で作ることができます。しかし、商談や取引の文書では、言葉が正しいだけでは十分ではありません。

相手との関係、これまでのやり取り、言葉の強さ、商習慣、そして「ここは少し柔らかく伝えた方がよい」という感覚。こうした部分には、長年その地域で仕事をしてきた人の経験が必要です。

Asiacomでは、東京HQの”Asiacom Core”(業務OS)が情報を整理し、AIで文書の下書きを作成します。その下書きを台湾オフィスへ送り、社員が内容を確認し、相手に合わせて表現を整えます。

また”Asiacom UI”(業務UI)を使うことによりチャットで東京HQ”Asiacom Core”(業務OS)に社員がアクセスできます。Asiacomのルールに基づきAIは下書き、人が完成させる。この方針は、AIを業務へ本格的に取り入れ始めた2023年から変えていません。

WHY HUMAN REVIEW

AIの下書きに、
人の経験を加える。

01 / COLLECT

東京HQで情報を整理

取引や各拠点から集まった情報を”Asiacom Core”(業務OS)で整理し、文書作成に必要な内容をまとめます。

02 / DRAFT

AIが下書きを作成

翻訳、要約、文章構成などをAIが支援し、繁體中文や英語、現地語の下書きを作ります。

03 / REVIEW

台湾社員が内容を確認

相手との関係、商習慣、言葉の強さ、過去のやり取りを踏まえ、表現を調整します。

04 / COMPLETE

人が完成品にする

最終確認を人が行い、Asiacomとして相手に伝える文書へ仕上げます。

A SIMPLE FLOW

東京と台湾で、
一つの文書を仕上げる。

ゼロからすべてを人が書くのでも、AIが作った文章をそのまま使うのでもありません。東京HQと台湾オフィスで役割を分け、AIの速さと、人の経験の両方を使います。

1

TOKYO HQ / CORE

必要な情報をまとめる

東京HQに集まった情報を整理し、文書作成に必要な要点をまとめます。

2

AI DRAFT

繁體中文の下書きを作る

AIが翻訳、要約、文章構成を支援し、台湾側で確認するための下書きを作成します。

3

TAIWAN OFFICE

人の経験を加える

台湾社員が相手との関係や商文化を踏まえ、言葉の強さや表現を調整します。

4

HUMAN DECISION

人が最終確認する

最終的な文面と相手への伝え方を人が確認し、完成した文書として使用します。

PEOPLE + TECHNOLOGY

AIに任せる仕事と、
人に残す仕事を分ける。

AIが得意なのは、翻訳、要約、文章の整理、下書きです。一方で、相手との関係を考え、言葉の温度を調整し、最後に責任を持つのは人の仕事です。

AI / CORE

整理・翻訳・下書き

東京HQで情報を整理し、AIが繁体中文文書の下書きを作成します。

TAIWAN OFFICE

商文化と経験を加える

台湾社員が長年の経験を使い、相手に合わせて文章の表現や伝え方を整えます。

HUMAN REVIEW

人が完成させる

AIの文章をそのまま使わず、人が最終確認し、Asiacomとして伝える文書へ仕上げます。

台湾社員が文書を確認する業務イメージ

CONNECTED WITH TOKYO

東京の情報に、
台湾の経験を加える。

東京HQでは、AIを使って速く下書きを作ることができます。しかし、その文章をそのまま完成品とは考えません。台湾オフィスには、中華商業圏で長く仕事をしてきた社員の経験があります。相手との関係や商習慣を理解している人が内容を確認することで、単なる翻訳文を、実際の仕事で使える文書へ変えていきます。

東京HQが情報を整理する。AIが下書きを作る。台湾社員が経験を加える。そして最後は人が判断する。技術は、人の経験を置き換えるためではなく、その経験をより価値の高い仕事へ使うために活用しています。

WHAT WE LEARNED

AIは下書き。
人が完成させる。

AIで文章を作ること自体が目的ではありません。ゼロから文書を作る負担をAIに減らしてもらい、その分、台湾社員が「この相手にどう伝えるべきか」を考える時間を増やす。Asiacomは、AIに人の経験を置き換えさせるのではなく、人の経験をより価値のあるところへ使うためにAIを活用しています。